人よ命よ始まりを見る

こんばんはAtrasです

このニュースをご存じでしょうか?

www.cinemasunshine.co.jp

伝説巨神イデオンカウボーイビバップリバイバルについてのニュースです

伝説巨神イデオンと言えば2001年宇宙の旅の系譜に属する作品であり、音楽にすぎやまこういち氏が、アニメーターとして板野サーカスで知られる板野氏やあおり顔などの構図がとても素晴らしい湖川氏などが参加しており、このイデオンに大きく影響を受けた作品としてエヴァンゲリオンなどが存在しています。

しかし、イデオン知名度はそこまで高くありません。エヴァンゲリオンを考察するオタクはイデオンをほとんど無視しますし(その考察意味あるのか?)

まぁアニメ版は三十九話構成と中々に長いですしね。(エヴァは二十六話構成ですし)

 

しかし、イデオンも去年から映画館で公開される機会が増えているのです。

私の記憶の中では京都の出町座や富野由悠季の世界展と一緒に行われていた富野由悠季の世界展の会場周辺でのリバイバル、そして秋葉原UDXシアターでのリバイバルなど。

 そして四月二日から池袋グランドシネマサンシャインイデオンのデジタル化したものがリバイバル上映されたというわけです。

そもそも私が最初にまともに見たアニメ自体がターンエーガンダムイデオンという富野の両極に位置する作品ですしね。そして私はターンエーとイデオンという二作品が大好きなのです。

そして私は四月二日の公開初日にイデオン発動編を見に池袋グランドシネマサンシャインへと向かいました。(接触編は総集編なのでパスしましたが。ぶっちゃけあれはセーリング・フライを聞くためだけの映画なので)

 

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接触編のポスターが

 

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富野由悠季の世界展でも見れたやつですね(あれはアナログ原画ですが)

 劇場に少し早く着きすぎたのでウォークマンに叩き込んでた伝説巨神イデオン総音楽集を聴きながらぶらぶらして劇場へと入場しました。劇場に入ると50代を超えたサラリーマンの方ばかりで少しばかり驚きましたが(1984年の作品ということを考えれば当然である(エヴァンゲリオンの呪縛より恐ろしい))というか10代の客は私だけでしたし。

作品を見終わって

やはりイデオンは素晴らしいです。発動編のラストシーンの全面色トレス作画は今のアニメと比べても見劣りしませんし、戦闘シーンも流石に富野作品なだけあって臨場感があります。

普段家で見ていたDVD版よりも色味が鮮やかで線も綺麗になっていますし、音響も家と比べて(比べるな)響きが別ですもの。劇中で流れるイントロダクションや救出、カンタータ・オルビスなども池袋グランドシネマサンシャインの素晴らしい音響で聞けたと言うことは幸運と言うほかにありません。

今週で上映が終了するのでこの記事を読んで下さった方は行ってみては如何でしょうか?